こんにちは!成田東ほがらか鍼灸院です。
9月も終わりに近づき、日中の日差しもやわらかく、過ごしやすい季節になってきましたね。例年9月23日頃に迎えるのが、二十四節気のひとつ**「秋分(しゅうぶん)」**です。
「秋分」は、昼と夜の長さがほぼ同じになる日。この日を境に、夜の時間が徐々に長くなり、いよいよ秋本番へと季節は移り変わります。日没が早くなることで、どことなく寂しさを感じたり、体調の変化に戸惑ったりする方もいるかもしれませんね。
夏の疲れが残った体に、秋の冷えと乾燥が加わることで、さまざまな不調が起きやすくなります。
「朝起きるのがつらい」「体が冷えやすい」「気分が沈みがち…」といったお悩みはありませんか?これらは、季節の変わり目に体が順応しきれていないサインかもしれません。
「秋分」の時期に起こりやすい体の不調
東洋医学では、秋は「収穫」と「収斂(しゅうれん)」の季節と考えます。エネルギーを内に蓄え、冬に備える大切な時期です。しかし、夏の間に消耗した体力が回復しきれていないと、次のような不調が現れやすくなります。
冷えとそれに伴う体の痛み: 朝晩の冷え込みで、肩こりや腰痛が悪化したり、関節の痛みが出やすくなります。
精神的な不調: 日照時間が減ることで、気持ちが沈んだり、不眠になったりする方もいます。
呼吸器系の不調: 空気の乾燥により、喉や鼻がイガイガしたり、咳が出やすくなります。
肌のトラブル: 紫外線と乾燥によるダメージで、肌のハリが失われたり、かゆみが出たりします。
「秋分」の養生に「鍼灸」が効果的な理由
夏の疲れをリセットし、本格的な秋を健やかに過ごすためには、早めのケアが大切です。
**鍼灸(しんきゅう)**は、この時期の体調管理にとても役立ちます。全身のツボを刺激することで、ご自身の自然治癒力を高め、体のバランスを整えます。
自律神経を整え、心身のリラックスを促す: 昼夜の長さが変わることで乱れがちな自律神経を整え、質の良い睡眠や心の安定をサポートします。
血行を促進し、冷えと痛みを和らげる: 冷え固まった筋肉をゆるめ、血の巡りを良くすることで、肩こりや腰痛、関節の痛みを改善します。
内臓の働きを活性化する: 季節の変わり目に弱りがちな胃腸の働きをサポートし、免疫力を高めます。
今から始める「秋の体づくり」で健やかな毎日を!
「鍼は初めてで不安…」「どんな効果があるの?」という方もご安心ください。成田東ほがらか鍼灸院では、初めての方でもリラックスして施術を受けられるよう、痛みの少ない鍼を使用し、お一人おひとりの体質や症状に合わせたオーダーメイドの施術を行っています。
夏の疲れをそのままにせず、鍼灸で体の内側から整えて、食欲の秋、スポーツの秋を元気に楽しみませんか?
秋の不調でお悩みの方はもちろん、季節の変わり目に備えて健康な体を維持したい方も、ぜひお気軽にご相談ください。皆さまのご来院を心よりお待ちしております。