夏の疲れを溜め込まない!鍼灸で心身をリフレッシュ


いよいよ7月も最終週となりました。連日厳しい暑さが続き、夏の疲れがピークに達している方もいらっしゃるのではないでしょうか。

「夏バテがなかなか抜けない」「体が重い」「集中力が続かない」といったお悩みはありませんか? 8月に入ると、お盆休みなどで生活リズムが乱れがちになることもあり、今のうちに夏の疲れをリセットしておくことが大切です。

 

東洋医学から見た「夏の疲れ」の正体

 

夏の疲れは、主に以下の要素が絡み合って生じると考えられます。

  1. 「気」の消耗: 暑さによる発汗で、生命活動のエネルギーである「気」が消耗します。

  2. 「脾」の弱り: 冷たい飲食物や冷房で胃腸(脾)が冷え、消化吸収能力が低下します。

  3. 「心」の負担: 猛暑や寝苦しさで心(精神、血液循環)に負担がかかり、不眠やイライラにつながります。

これらのバランスが崩れると、全身の倦怠感、食欲不振、むくみ、頭痛、めまいなど、様々な不調として現れます。

 

疲労回復におすすめのツボ

 

夏の疲れを和らげるためにおすすめのツボをご紹介します。

  • 太渓(たいけい): 内くるぶしとアキレス腱の間にあるくぼみ。全身の気力・体力を補い、疲労回復に効果的です。

  • 三陰交(さんいんこう): 内くるぶしから指4本分上、すねの骨の後ろ縁。女性特有の不調にも良く、全身の血行を促進し、むくみや冷えの改善に役立ちます。

  • 百会(ひゃくえ): 頭のてっぺん、両耳の先端を結んだ線と鼻の延長線が交わる点。頭をすっきりさせ、自律神経のバランスを整え、リラックス効果を高めます。

これらのツボを優しく押すだけでも効果がありますが、鍼灸治療では、あなたの体の状態に合わせて、より効果的な刺激で、根本からの回復を促します。

 

鍼灸で夏の疲れをリセットし、秋への準備を!

 

当院の治療は、夏の暑さで乱れた自律神経のバランスを整え、体の内側から「気」と「血」の流れを改善します。

冷房による体の冷えや、寝苦しさからくる睡眠不足、食欲不振など、夏の終わりに感じやすい様々な不調にきめ細やかに対応し、疲労回復を促進します。心地よい鍼とお灸の刺激は、心身の緊張を解きほぐし、深いリラックスへと導きます。

夏の疲れを溜め込んだまま秋を迎えると、体調を崩しやすくなることもあります。今のうちにしっかりとケアをして、来る秋を元気に迎えられる体づくりを始めませんか?

 

「この夏の疲れを何とかしたい」「秋に向けて体調を整えたい」とお考えの方は、ぜひ一度当院にご相談ください。皆様の健康を全力でサポートさせていただきます。