【芒種】新しい始まりの季節に、心と体のバランスを整えませんか?


皆様、こんにちは!木曜日担当榊原です。

暦の上では、いよいよ芒種(ぼうしゅ)を迎えました。芒種とは、稲などの芒(のぎ、イネ科植物の果実を包むかさ状の付属物)のある穀物の種をまく頃とされる二十四節気の一つです。生命力あふれる植物たちが成長していくように、私たちもまた、新しいことを始めるのにふさわしい季節と言えるでしょう。

芒種の養生法:梅雨入り前の過ごし方

芒種の時期は、梅雨入りを間近に控え、気温や湿度が変化しやすい時期です。体調を崩しやすいこの時期だからこそ、鍼灸を取り入れた養生法で、心と体のバランスを整えてみませんか?

東洋医学では、この時期は脾(ひ)の働きが活発になると考えられています。脾は、飲食物を消化吸収し、全身に栄養を送り届ける大切な役割を担っています。しかし、湿気が多いと脾の働きが滞りやすく、むくみや食欲不振だるさどの症状が現れやすくなります。

芒種におすすめのツボ

  • 足三里(あしさんり): 膝のお皿の下、指4本分ほど下にあるツボ。胃腸の働きを整え、消化不良や食欲不振に効果的です。
  • 陰陵泉(いんりょうせん): 膝の内側、骨のすぐ下にあるツボ。体内の余分な水分を排出し、むくみやだるさの改善に役立ちます。
  • 豊隆(ほうりゅう): 膝と足首の中間、やや外側にあるツボ。痰を取り除く作用があり、梅雨時期のじめじめした不快感を和らげます。

これらのツボをご自身で優しく指圧するのも良いですが、鍼灸治療では、より深く、的確にアプローチすることで、身体の内側から調子を整えることができます。

芒種の過ごし方:心のケアも大切に

気温や湿度の変化は、私たちの心にも影響を与えることがあります。なんとなく気分が優れない、イライラしやすいといった心の不調を感じる方もいらっしゃるかもしれません。

そんな時は、無理せず休息を取り、リラックスできる時間を持つことが大切です。軽い運動や趣味の時間、アロマテラピーなどもおすすめです。

鍼灸治療は、身体の不調だけでなく、自律神経のバランスを整え、心の安定にも繋がります。心地よい刺激が、心身の緊張を和らげ、リフレッシュさせてくれるでしょう。

成田東ほがらか鍼灸院からのご提案

当院では、芒種の時期の体調管理に合わせた鍼灸治療をご提供しています。

  • 丁寧なカウンセリング: お一人おひとりの体質や症状、お悩みをじっくりとお伺いし、最適な施術プランをご提案します。
  • オーダーメイドの施術: 東洋医学の考えに基づき、鍼や灸、マッサージなどを組み合わせ、あなたの心と体のバランスを丁寧に整えます。
  • リラックスできる空間: 落ち着いた空間で、心身ともにリラックスして施術を受けていただけます。

「最近、体がだるい」「気分がすっきりしない」と感じている方は、ぜひ一度[あなたの鍼灸院名]にご相談ください。皆様の健やかな毎日をサポートさせていただきます。